【ソビエト連邦 軍歌】勝利の日/День Победы/Victory day

この曲は、1975年、ソ連の対独戦勝30周年記念に向けて作られたものです。当時、ソ連作曲家同盟では、国営テレビ・ラジオ局が呼びかけた記念曲の制作に有名作曲家を中心に取り組んでいました。  その中に、当時35歳と若かったダヴィド・トゥフマーノフが詩人のハリトーノフと組んで作った「勝利の日」もあったのですが、当初は新進作家ということであまり相手にされませんでした。しかし、試演公開されると参戦経験者から圧倒的支持を受け、レフ・レフチェンコが巧みに唄ったこともあってすぐに流行し、その年の戦勝記念日を代表する曲となりました。いまや、ロシアをはじめ旧ソ連邦諸国で知らない人がいないほど愛される曲になっています。いまでも毎年5月9日の「対独戦勝記念日」には、旧ソ連諸国の行事でこの曲が頻繁に演奏されています。

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